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アマチュア無線とは
アマチュア無線とは、電波を使って日本国内や世界中の人々と会話したり、連絡したりすることができるものです。国籍・年齢・職業にとらわれず、さまざまな人とコミュニケーションをとることができます。また、阪神大震災やスマトラ沖地震、新潟中越地震などの非常事態で、アマチュア無線家のボランティア達が情報発信を行い、人命救助に大いに貢献しました。


アマチュア無線の楽しみ方
・アマチュア無線にはさまざまな楽しみ方があります。

●近距離通信
アマチュア無線家の間では「ラグチュー」といいます。近所のアマチュア無線局や仲間同士でおしゃべり交信をすることです。
●移動運用
車やバイクなどに無線機を搭載したり、ハイキングや登山の先から交信を行うというものです。山の上や海などで景色を眺めながら運用するのは格別です。
●DX通信
遠距離通信のことです。日本国内各地はもちろん、世界中の人々と交信することができます。時には思いがけない国と通信ができたり、南極の昭和基地なんかと交信できたりもします。
●コンピューター通信
いまではインターネットが普及しましたが、インターネットが普及する前、世界中のコンピューターと通信ができる画期的な通信でした。現在でも無料で世界中と通信が無料ででき、ソフトもいろいろな人に開発され、手軽に楽しむことができます。
●QSLカード集め
QSLカードと相手と交信したことを証明するために交換する交信証のことです。個性あるカードを作り交換し、いろいろなカードを集めて楽しむことができます。

このほかにも衛星や月面反射を利用した通信や、無線機やアンテナを自作したりと様々な楽しみ方ができるのが特徴です。
また最近はD−STARと呼ばれるデジタル通信もでき、レピーター(中継局)の電波の届く範囲であれば、それほど大きな設備でなくても遠くの無線局と交信できたり、国際通信ができたり、速度は遅いですが無料でインターネットができたりもします。